五月病とは?
春は一年のうちで最も寒暖差が大きく、体調不良をきたしやすいといわれており、気象や気圧の変化、花粉症で辛い方もいらっしゃいます。
新しい環境に馴染もうと頑張っていると、知らず知らずのうちに心身ともに疲れが蓄積していきます。
ストレスが発散されないままちょうど1ヶ月ほど経った連休明けの頃から、心身の不調に陥ることが多いことから「五月病」と呼ばれています。
主な症状としては不安や憂鬱、イライラする、何事にもやる気が起きず無気力、ネガティブに考えてしまい気分が落ち込んでしまう「抑うつ状態」などです。
身体的な症状は頭痛やめまい、食欲不振、体のだるさ、不眠などが現れます。
おすすめの対策をご紹介!!
適度な運動を心掛ける
適度な運動を行うことで、ストレスが解消され、精神的な安定につながるでしょう。また、運動によって脳内物質の「エンドルフィン」が分泌されるため、気分を高める効果も期待できます。
なお、強度の高い運動である必要はありません。ウォーキング・ジョギング・ヨガ・ストレッチなど、自分に合ったものを選んでください。
有酸素運動を取り入れることでセロトニンが増え、気分の高揚や落ち込みなどの改善効果が期待できます。
過剰に働いていた神経を整えられるので、ストレスにも強い体作りに繋がります。
栄養バランスの良い食事をとる
栄養バランスの良い食事をとることも大切です。
バランスの良い食事を心掛けることで、身体の免疫力が高まり、ストレスに対する抵抗力も強化できます。
特に、ビタミンB群やカルシウム、マグネシウムなど、
疲労回復効果のある栄養素を意識的に摂取することが重要です。
また、朝食をしっかり食べることも欠かせません。野菜や果物、炭水化物やたんぱく質をバランスよく摂取し、脳や体を活性化させてください。
趣味を続ける
何かしらの趣味を持っている場合は、継続することをおすすめします。
自分の好きなことに集中すれば、ストレス発散につながり、心に余裕ができるからです。
ときには、趣味に没頭して、仕事や勉強のことを忘れてみてください。大きな気分転換になるでしょう。
また、趣味を続けることで、自己実現感や達成感を得ることもできます。
読書・スポーツ・音楽鑑賞・料理など、どのような趣味でも構いません。「特に趣味なんてない」という方は、自分が楽しいと思えるような娯楽を探してみてください。
リラックスできる時間をつくる
ゆったりとリラックスできる時間をつくれば、心や身体の調子が整い、ストレス解消につながります。
例えば、以下のようなイメージです。
・温かいお風呂に入る ・アロマセラピーを行う
・瞑想する ・ヨガやストレッチを行う
・好きな音楽を聴く ・温かい飲み物を飲む
自分なりのリラックス方法を試してみて、心身ともにリフレッシュしましょう。